心の病は身体に現れることもある【心身症治療にも役立つ情報】

医師
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ストレスが原因

悩む男性

考え方が大切

ストレスが原因で身体に何らかの異常が見られているような状態のことを、心身症と言います。その症状は多岐にはわたり、胃潰瘍や頭痛、下痢、喘息の悪化など、一見すると関連性のないように思われる症状でも、それがストレスが原因となっている場合であれば、全てが心身症との診断を受けます。心身症の原因については、心理的・精神的なものがほとんどです。しかし、症状は身体に現れるという点が特徴となります。心身症の治療方法は、身体と心の両方に対して行われます。どちらか一方の治療方法を重点的に行うのではなく、両方をバランスよく行うことが重要になります。治療方法の基本は、症状の原因であるストレスを軽減させることです。ここで大切なのは、ストレスをゼロにするようにすることではありません。ストレスは生きている限り、感じないということはありえません。ストレスをゼロにしようと感じると、それが逆にストレスとなってしまうこともあります。必要に応じて、医薬品を使用することもあります。

時間がかかる

心身症の治療方法の一つに、精神療法があります。これは、自身が感じているストレスを自覚し、それに対する対応方法を学ぶというものです。ストレスに対しての耐性を身につける、ストレスを受け流すことが出来るような考え方を身に付けることです。心身症になりやすい人の特徴としては、真面目で自分の事を表現するのが苦手、リラックスが出来ないなどがあります。その為、考え方を変えるということは簡単ではありません。近年では、ストレスとうまく付き合うための方法が記述された書籍なども多数販売されていますが、まずは、医師や心理士などの専門家の診察を受けるようにしましょう。どのような出来事に対してストレスを感じるのか、そのストレスとうまく付き合う方法などを一人ひとりの合った方法で知ることが出来ます。これまでの考え方を変えるのは、すぐに出来ることではなく、時間がかかりますが、正しい方法で行なうと、効果が得られます。諦めないことが大切なので、家族や友人に相談して、診療に付き添ってもらうのもいいでしょう。