心の病は身体に現れることもある【心身症治療にも役立つ情報】

医師
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ストレスで病気になる

ドクター

病気の本当の原因がわかる

病院で治療を受けたり薬を飲んでも体の不調が治らない場合には、心に原因があるのかもしれません。ストレスを感じると自律神経の働きに乱れが生じるため、胃痛や過敏性腸症候群、頭痛やぜんそく、アトピー性皮膚炎などの症状を引き起こします。糖尿病や狭心症なども自律神経が乱れることで起こりやすくなる病気です。これらはストレスを感じていながら上手に対処できないことが原因で起こる病気なので、病院で治療を受けても一時的にしか回復せずまた病気が再発します。このように心が原因で起こる病気のことを心身症といい、治すためには内科で治療を受けると共に心療内科でも治療を受けることが大切です。心療内科ではストレスの原因を特定すると共に、どのようにすれば対処できるかを探す治療を行います。仕事の納期が迫っているのが負担になっているのか、人間関係が問題になっているか患者とじっくり話し合って問題点を探りだし、対処法を教えてもらえます。また特に不安が強かったり夜眠れないなどの症状が続く場合には薬による治療も行います。

体調不良が長引くなら

心身症という言葉を聞いても心の病と勘違いして自分とは関係ないものと思う人が多いのですが、ストレスで体調を崩す人は増加の傾向があります。体調不良が長引く人は心身症を疑ってみた方が良いかもしれません。ストレスは環境が変化する時に大きくなるので、引越しや昇進、妊娠や出産が契機となって心身症になる場合もあります。また心身症になりやすい人は真面目で勤勉な性格の人が多いことがわかっています。負担を感じることがあっても責任があるからと無理をして仕事をつづけたり、弱音や愚痴を言うことをしないとストレスが大きくなってやがて体に支障をきたすようになります。心身症になりにくい人はそうなる前に仕事量を減らすように調整したり、休みを取るようにして体を休めるなど対処ができます。また辛い事があったら親しい人に愚痴をこぼしたり、買い物や趣味でストレスを解消します。心療内科では心身症の人に対して、自分がどんなストレスを感じているかを明らかにして、より良い対処方法を身に付けられるように治療を行います。